ホーム  >  提携デザイナー KUMIKO TAKEUCHI

専属建築デザイナー


ー Kデザイン建築事務所のメインの仕事

一戸建の設計と注文建築設計・店舗設計、後建売企画などもしてますよ。メインは一戸建の設計です。

ー 竹内氏のような女性の建築家も多いのですか?

ええ、そうです今は。以前は少なかったけど、今は多くなってきたので珍しくはないですけど、まだまだ男性社会ですよ。私はよく思うのですが、作り手は男性ばかりですが使い手は女性ばかりではないです。使い手とは、主婦のことです。一番家にいる時間が長く、使うことも多い主婦なのに、住宅を作る中心にいるのは男性ばかりですよね。だから女性が内装などに携わればもっと気に入られるものができるのではないかと思っていたのです。現代は女性も外で働くことが多くなってきたので、女性の意見も取り入れられるようになってきました。だから見てください。女性が働くようになってから収納なども女性の意見で取り入れられ収納名人などが取り沙汰されています。これもここ十年くらいのことでしょう。ですが、まだこの建築業界では女性は20パーセントくらいです。そこで私は思ったのです。「女性だけで主婦が気に入る住宅を作ってみたらどうだろう」って。それが自分でKデザイン建築設計事務所を発足した理由でもあるのです。

ー 女性だけのメリットはあった

メリットの前にデメリットはないですね。逆にみなさん優しすぎるくらいです。一番のメリットは主婦の女性の感覚が解ることですね。建築は感覚の違いが一番怖いんです。作ってから「こんな感じじゃなかった」と言われても建築には後になってから潰せない物も多くあるので、当然図面などで確認はしてもらいますが、それ以外のちょっとした感覚が大事なんです。そのためにはやはり家以外のコミュニケーションですよ。

男性の多い建築業界に女性だけの設計事務所「Kデザイン設計事務所」を平成11年に発足。女性目線で優しさの中に機能性を伴った設計で人気を博し大阪市内を中心に戸建・注文建築・店舗の設計を800件以上手がける

ー Kデザインの建築的なコンセプト

コンセプトですか。一言で言えば「空間と人」ですね。空間といっても色々ありますし、人といっても色々あるでしょう。なぜ「空間と人」というと、建築家でもデザイン性や機能性・採光・通風などで色々なことを考え素敵な空間演出をします。それは建築家であれば当然のことであって、私はそれにプラスしてその空間を使う人の将来のビジョンもほしいのです。空間は使う人によって変化します。逆もあって、空間によって使う人も変わるのです。現に私が設計した住宅も、自分が考えたあるコンセプトの家が何年かたって見てみると、自分が考えた方とまったく違った使われ方をしているんです。それがまたすごくよくなじんでいて、素敵な空間になっていたり、住んでいる家族も建てた時は4人でもあとに5人になったり、約5年くらいで変わっていくのではないでしょうか。家も変わっていくのです。

竹内氏実績写真

確かに家は一生物とはいわれますが、その都度使う人によって変化しながら一生を終えていくのです。これは人間と同じではないでしょうか。だから「空間と人」とは空間も人も浮遊性はあるのでひとつ見方ではなく色々な人がいるということは人の数だけ見方も使い方もあるということではないでしょうか。けれど多くの建築家はこの土地であればこれがいいのではないかと固まった考え方いわれる人が多いです。私はもっと人によっての考え方を尊重したいし、私自身も柔軟にユーザーによって変化していきたいのです。


ー 住宅の多様化

竹内氏実績写真

現代の住宅事情は大変多様化しています。膨大な数の工務店・設計事務所・不動産会社に加え、中には工務店や個々の売りもいます。そのどれもがそれぞれに住宅への思いが違う為、一般ユーザーの皆様にとっては非常に分かりづらくなっているのではないでしょうか?キューブ形のシンプルな住宅、プロバンス風、南欧風、漆喰などの天然住宅、太陽光などを設置したエコエネルギー住宅、数え出すときりがないぐらいです。このように多数のかたちがある中、が皆様が住む家一軒だけなのです。住宅のレパートリー数は十種類あります。皆様経験ございませんか?高級な飲食店などで英語と日本語を絡ませた、長い言葉の聴いたこともない料理名が数十種類メニューにあり、何が美味しくてどんな料理かも分からなく苦労したこと・・・結局分からないので、最終的には定員さんの進められる料理を頼んでしまう。ほんと嫌ですよね。本来親切な料理店であれば、お料理の写真があるか料理名の下にお料理の概要などが記載されています。しかしながら、高級店といわれる料理店である程、そういうサービスは少ないのが現実なのです。なぜならそんな素人向きにすると店の冠や伯が落ちるからです。

竹内氏実績写真

この頃では、これと同じような事が住宅を購入されるユーザー様にも多く起こっているのです。料理のような数万円のものであれば問題はないかもしれませんが、住宅は数千万円のことです。建築家も大きな注文建築の設計図や都心部の大型店舗の写真などは見せるのですが、小さな土地の一戸建の写真などはあまり説明致しません。これも料理店と同じです。小さな建売ばかりをやっているとは言ってくれないのです。「大きな注文建築ばかりの仕事ばかりではなく市内の一戸建の仕事が多いです」と今ある形を明確にユーザー様にお伝えすることが親切ではないでしょうか?そんな正直な姿だからこそお客様に合った形を提案しても受け止めてくれるのでしょうし、好いコミュニケーションの中でお客様に合った住宅ができるのでしょう。

ー 今後の竹内氏のビジョンは

竹内氏実績写真

ビジョンのような大きな物はないですが、今携わっているプロジェクトを確実にこなしていきたいだけです。色々な経営者がいると思いますが、その中で将来のビジョンを見て目標を立てて、確実に会社を大きくしていく経営者の方がイイ経営者のだと思いますが、私はそこまでなれないですね。私は今ある階段を確実に上る方法が私にあっているかな。今ある設計プロジェクトに集中したいんです。将来の仕事より目の前の住宅なり店舗がどんな風になるかが楽しいんですよね。その積み重ねが今の私でありKデザインなんですよ。これからも今、目の前のビジョン・プロジェクトが将来のビジョンになると思います。





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